翻訳と辞書
Words near each other
・ 国見山地
・ 国見山悦吉
・ 国見山極楽寺
・ 国見岳
・ 国見岳 (熊本県・宮崎県)
・ 国見岳 (福井県)
・ 国見岳スキー場
・ 国見峠
・ 国見峠 (北海道)
・ 国見峠 (宮城県・福島県)
国見峠 (岩手県・秋田県)
・ 国見昌宏
・ 国見有料道路
・ 国見村
・ 国見比呂
・ 国見泰央
・ 国見温泉
・ 国見町
・ 国見町 (大分県)
・ 国見町 (曖昧さ回避)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

国見峠 (岩手県・秋田県) : ミニ英和和英辞書
国見峠 (岩手県・秋田県)[くにみとうげ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [とうげ]
  1. (n,n-suf) ridge 2. (mountain) pass 3. difficult part 
: [いわ]
 【名詞】 1. rock 2. crag 
岩手県 : [いわてけん]
 (n) Iwate prefecture (Touhoku area)
: [て]
 【名詞】 1. hand 
: [けん]
 【名詞】 1. prefecture 
: [あき]
  1. (n-adv) autumn 2. fall 
秋田県 : [あきたけん]
 (n) Akita prefecture (Touhoku area)
: [た]
 【名詞】 1. rice field 

国見峠 (岩手県・秋田県) : ウィキペディア日本語版
国見峠 (岩手県・秋田県)[くにみとうげ]

国見峠(くにみとうげ)は、岩手県岩手郡雫石町秋田県仙北市を結ぶ奥羽山脈上のである。笹森山の南稜線上にあり、標高は940m〔「角川日本地名大辞典 5 岩手県」p.302『国見峠』。〕。
== 地理・歴史 ==

=== 古代・中世 ===
「国見峠」の名は国境の意と考えられるが、古くは「生保内峠」「遠保内峠」「産内山峠」とも呼ばれていた〔「秋田県文化財調査報告書第一四三集 歴史の道調査報告X 生保内街道」pp.11-12。〕。古来から北上盆地と仙北平野(横手盆地の北部)の東西路は通じており、続日本紀780年(宝亀11年)12月10日)に石澤道(国見峠)の表記がある。
生保内では、坂上田村麻呂によって開かれたという伝説や、前九年の役安倍貞任征伐の時に源義家の軍勢が金沢柵を出発し、近道を通るためここを切り開いて岩手郡厨川(盛岡市)に攻め入ったという伝説があり〔〔、それまでの玉川を通り焼山越えをする街道筋がすたれ、生保内口が本街道になった〔あきた(秋田県広報誌)通巻190号、1978年(昭和53年)3月1日発行 〕。
吾妻鏡には、奥州征伐において 1189年(文治5年)9月4日、 源頼朝が志波郡陣ヶ岡(紫波郡紫波町)蜂社に布陣したさい、北陸道追討使の比企能員・宇佐美実政らが出羽国の敵を討ち平らげて合流したとある。
奥羽永慶軍記には、1587年(天正15年)南部氏の重臣・北信愛が、南部信直の命で、豊臣秀吉へのとりなしを頼むために加賀の前田家を頼って、産内山(国見峠)を越えた記述がある〔「秋田県文化財調査報告書第一四三集 歴史の道調査報告X 生保内街道」p.3。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国見峠 (岩手県・秋田県)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.